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とにかく絵の具を大量にかけるでしょう。そしたらあなたは目撃する。それが何であったかを。あなたと私が昔から、必ず線を引いてきたって事も。
Tonikaku Enogu wo Tairyo ni Kakeru deshou. Soshitara Anata ha Mokugeki suru. Sore ga Nande attaka wo. Anata to Watashi ga Mukashi kara, Kanarazu Sen wo Hiitekitatte koto mo.

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とにかく絵の具を大量にかけるでしょう。そしたらあなたは目撃する。それが何であったかを。あなたと私が昔から、必ず線を引いてきたって事も。の画像1
とにかく絵の具を大量にかけるでしょう。そしたらあなたは目撃する。それが何であったかを。あなたと私が昔から、必ず線を引いてきたって事も。の画像2
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形式
Format
演劇
Theatrical Performance
分類
Category
本拠地公演
Created and Performed at Home
シリーズ
Series
絵画上演 no.1
Theater as a Painting #1
会場
Venue
旧加藤家住宅（埼玉県 蕨市）
Old Katoh House (Saitama Pref., Warabi City)
日程
Date
2017.12.8-12.18
yyyy.mm.dd
公演回数／時間
Number / Duration
全13回公演／65分
13 performances / 65 min.
テキスト
Text
『チロルの秋』
"Chiroru no Aki" / Autumn in Tirol
作
Author
岸田 國士
KISHIDA Kunio
概要
Outline
本作品は俳優の演技や台詞といった演劇の手段を用いて絵画を表現することを目的とした「絵画上演」シリーズの第1作として発表された。そのため全体のコンセプトや構成やタイトルを美術家である柴田彩芳が決定し、柴田の立てた方針に従って演出の黒田瑞仁と出演者がテキストを選出し上演した。会場の旧加藤家住宅は1970年代に建てられた埼玉県蕨市に位置する木造一軒家。ゲッコーパレードが本拠地とする旧加藤家住宅でほぼ全ての創作過程と本番上演が行われたため、本拠地公演として分類される。絵画作品としての原作は存在しないが、使用されたテキスト『チロルの秋』は日本の劇作家の岸田國士による1924年発表の一幕劇。上演は同戯曲の一部を繰り返しつつも、全編使用した。上演は旧加藤家住宅の客間に展開した柴田彩芳による美術の中で主に行われ、観客は隣室に設けられた客席からこれを鑑賞するが、終盤では登場人物たちは住宅内を縦横無尽に行き来し観客の視界からしばしば外れていった。
作品内容
Summary
絵の具や布や道具が散乱した部屋のなか、若い夫人（ステラ）と女中（エリザ）がそれぞれの意中の男について語り合う『チロルの秋』の冒頭部分が、立ち上がっては消されるように音楽が鳴るたびに何度もループする。何度目かのループの後、エリザがいなくなるとステラは椅子に腰掛け、まっすぐ前を見つめたままそこにいない誰かに向かって、もしくは過去に誰かとした会話を思い出すように恋の駆け引きをするような言葉をゆっくりと呟き続ける。音楽が鳴ってもう一度ループが起きると思ったその時、男（アマノ）が現れる。ステラはアマノにそれまで中空に向かって語りかけていた言葉を生き生きと向けると、アマノはたどたどしくもそれに応じる。二人はそれまで舞台だと思われていた部屋から外れ、会場の住宅のあちこちで愛を自由に囁き合う。
キャスト
Cast
ステラ
Stella
崎田 ゆかり*
SAKIDA Yukari*
エリザ
Eliza
河原 舞*
KAWAHARA Mai*
アマノ
Amano
上池 健太*
KAMIIKE Kenta*
スタッフ
Staff
構成・美術
Concept and Art
柴田 彩芳*
SHIBATA Ayaka*
演出
Theatrical Direction
黒田 瑞仁*
KURODA Mizuhito*
衣装提供・グッズ制作
Costume and Merchandise Goods
YUMIKA MORI
YUMIKA MORI
照明協力
Lighting Supervision
磯野 いるか
ISONO Iruka
鈴木 麻友
SUZUKI Mayu
写真撮影・展示
Photo Documentation and Photo Exhibition
瀬尾 憲司
SEO Kenji
記録映像
Video Documentation
絵空衣音
Esolagoto
制作協力
Management Assistance
飯塚 なな子((劇)ヤリナゲ)
IIZUKA Nanako ((Geki)Yarinage)
チラシデザイン
Flyer Design
岸本 昌也
KISHIMOTO Masaya

* ゲッコーパレードメンバー
* Gecko Parade members
プロダクション
Production
主催・企画・制作
Organised, Planned and Managed by
ゲッコーパレード
Gecko Parade
後援
Under the auspice of
蕨市
Warabi City
蕨市教育委員会
Warabi City Board of Education
演出ノート
Director's note
執筆中
備考
Other
《関連イベント》
「お茶会」
終演後に出演者・スタッフ・観客で上演についてお茶を飲みながら歓談するお茶会を開催しました。会場の旧加藤家住宅近くの民家カフェ「カリー&カフェ楽」にて手作りのデザートとお茶が振る舞われました。
日時：2017年12月11日（月）13時の回終演後
配布物
Handout
外部リンク
External link
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