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- 形式Format
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演劇 Theatrical Performance
- 分類Category
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出張公演 Performed on Tour
- シリーズSeries
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家を渉る劇 vol.2 Trans Residential Theater #2
- 会場Venue
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旧里見弴邸 西御門サローネ(神奈川県 鎌倉市) Nishi Mikado Salone Old Satomi House (Kanagawa Pref., Kamakura City)
- 日程Date
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2018.2.10-2.18 yyyy.mm.dd
- 公演回数/時間Number / Duration
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全13回公演/60分 13 performances / 60 min.
- テキストText
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『リンドバークたちの飛行』
"Lindbergh's Flight"- 作
Author
- ベルトルト ブレヒト
Berthold BRECHT
- 訳
Translation
- 岩淵 達治
IWABUCHI Tatsuji
- 作
- 概要Outline
- 本公演は本橋仁(建築史家)、渡辺瑞帆(建築家)らと保存建築の鑑賞法を探る企画である「家を渉る劇」シリーズの第2作として上演された。会場の旧里見弴邸は鎌倉市景観重要建造物、大正15年築でライト風デザインと数寄屋造の別棟が特徴的な里見弴(小説家 1888-1983)の元自邸。原作テキスト『リンドバークたちの飛行』はアメリカ人青年チャールズ・リンドバーグによる初の大西洋単独無着陸横断飛行に取材した、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトによる1929年初演のラジオ教育劇。本公演は同ラジオ教育劇を全編ノーカットで上演した。上演は固定の舞台と客席は設けずに、会場となった建築内外を観客が俳優の案内に沿って移動しながら物語を鑑賞する形で行った。また演劇、美術、音楽、建築、身体表現、大道芸といった異なるジャンルのアーティストがシーン毎に演出を分担している。2015年初演のゲッコーパレード版『リンドバークたちの飛行』の再演として、現地で主にリハーサルと本番上演を行ったため出張公演として分類される。TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)フリンジの参加作品。非日本語話者のためにシーン毎に英語の読み上げや字幕表示を行った。
- 作品内容Summary
- 観客が会場の中で開演を待っていると、飛行士チャールズ・リンドバークが敷地の外から建物内に迷い込む。リンドバークは建物内に侵入すると自己紹介し、無謀とされる大西洋横断飛行に出発することを宣言する。建物の奥へ飛行士が飛び立つと、観客は建築内を移動しながら、リンドバークとともに部屋ごとに立ちはだかる霧や吹雪や眠気といった大洋横断飛行に伴う数々の困難に遭遇し、これらを飛行士が乗り越える様を目撃する。屋外で行われる最後の場面では飛行士は無事着陸し偉業を成し遂げる。しかしリンドバークは、すぐさま次の冒険のためにその場を立ち去る。
- キャストCast
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- リンドバークLindbergh
- 河原 舞*KAWAHARA Mai*
- アメリカほかAmerica and other
- 崎田 ゆかり*SAKIDA Yukari*
- ヨーロッパほかEurope and other
- 山本 瑛子YAMAMOTO Eiko
- ピアノ演奏/吹雪Piano Performance/Snowstorm
- 本間 志穂HOMMA Shiho
- リンドバーク
- スタッフStaff
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- 演出Direction
- 黒田 瑞仁*KURODA Mizuhito*柴田 彩芳*SHIBATA Ayaka*本間 志穂HOMMA Shiho渡辺 瑞帆(青年団)WATANABE Mizuho(Seinendan)市松(砂と水玉)ICHIMATSU(Sunatomizutama)古賀 彰吾(劇団ドクトペッパズ)KOGA Shogo(Dctpeppers Theater)
- 衣装提供Costume Provided by
- YUMIKA MORIYUMIKA MORI
- 照明協力Lighting Supervison
- 鈴木 麻友SUZUKI Mayu
- 翻訳協力English Advice
- 山田 カイル (抗原劇場)YAMADA Kyle(Allergen Theatre)
- チラシデザインFlyer Design
- 岸本 昌也KISHIMOTO Masaya
- チラシ写真Flyer Photography
- 野村 渉NOMURA Wataru
- チラシ写真・記録写真Flyer Photography and Photo Documentation
- 瀬尾 憲司SEO Kenji
- 記録映像Video Documentation
- 絵空衣音Esolagoto
- 当日パンフレットPamphlet Design
- 本橋 仁MOTOHASHI Jin
- 演出
- プロダクションProduction
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- 主催Organised by
- ゲッコーパレードGecko Parade
- 企画Planned by
- 本橋 仁MOTOHASHI Jin渡辺 瑞帆WATANABE Mizuho黒田 瑞仁*KURODA Mizuhito*
- 共催In Association with
- YUMIKA MORIYUMIKA MORI
- 研究助成Subsidized by
- 日本生活学会 生活学プロジェクトJapan Lifology Academy, Seikatsu Project
- 協力Supported by
- 西御門サローネNishi Mikado Salone Old Satomi House
- 参加Program of
- 国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM) 2018 フリンジPerforming Arts Meeting in Yokohama 2018 Fringe
* ゲッコーパレードメンバー* Gecko Parade members - 主催
- 演出ノートDirector's note
- 執筆中
- 備考Other
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旧里見弴邸Old Satomi House1926年竣工。鎌倉市重要景観建造物(指定第8号)。 鶴岡八幡宮のすぐ裏手、ひっそりとした住宅街に、小説家・里見弴 (さとみとん 1888-1983)の家は残る。訪れる人の目をまず惹くのは、おおきな庇の玄関ポーチと、そこから続くロビーだろう。南からの陽の光を取り入れ、とても開放的な印象をもつ。このロビーを見下ろす踊り場から、3年後に建てられた茅葺き屋根をもつ別棟の書斎へと渡り廊下で繋がる。折衷と呼ぶには、あまりに異なる趣きをもつ二棟の建築の設計は、里見自身も深く携わったと考えられている。型にはまらない、この家の佇まいは、個人の自由が目指された大正という時代の空気を漂わせている。
- 配布物Handout
- 外部リンクExternal link
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