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夏の夜の夢(IGR京セラ)
A Midsummer Night's Dream

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形式
Format
演劇
Theatrical Performance
分類
Category
出張公演
Performed on Tour
シリーズ
Series
会場
Venue
インターナショナルゴルフリゾート京セラ(鹿児島県 薩摩郡)
International Golf Resort Kyocera (Kagoshima Pref., Satsuma District)
日程
Date
2018.7.13-7.15
yyyy.mm.dd
公演回数/時間
Number / Duration
全3回公演/45分
3 performances / 45 min.
テキスト
Text
『夏の夜の夢』
"A Midsummer Night's Dream"
Author
ウィリアム シェイクスピア
William SHAKESPEARE
概要
Outline
本公演は鹿児島県さつま町のインターナショナルゴルフリゾート京セラ(IGR京セラ)の依頼で上演された。会場となったIGR京セラはゴルフコース併設のリゾートホテル。本演目は同年開催されたIGRアートバケーション2018というリゾートホテル主催による芸術祭のプログラムである。上演場所は同ホテルの地上階のエントランスホールと、2階の大広間。本公演は現地で本番前のリハーサルと上演が行われたため、出張公演に分類される。原作テキスト『夏の夜の夢』はイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる1595年頃の作とされる戯曲。古代ギリシャの若者たちが妖精の森に迷い込む、シェイクスピアの代表的な喜劇。本作は同戯曲の一部シーンを抜粋し上演した。公演チケットはホテルの宿泊とセット販売された。
作品内容
Summary
夕方、観客が椅子に座って待つホテルのロビーに、浴衣を着た二人の女性が現れる。アテネの街に暮らす恋敵であるハーミアとヘレナは同じ男性デミトリアスを愛しているが、ハーミアがデミトリアスの愛を勝ち取り二人は駆け落ちしてしまう。これを追いかけるヘレナ。観客は椅子から立つように促され、ホテルの奥へと登場人物たちを追いかけてゆく。広い宴会場にたどり着くと、そこは妖精王オーベロンが支配する夜の森だった。観客はオーベロンの召使い妖精パックと恋人たちの森での追いかけっこを目撃する。しまいに誰もが疲れ切り、宴会場の中央に置かれたベッドに横になったのだった。観客はその後、夕食を採ったあと『アラビアン・ナイト』を鑑賞する。
キャスト
Cast
ヘレナほか
Helena and other
河原 舞*
KAWAHARA Mai*
ハーミアほか
Hermia and other
崎田 ゆかり*
SAKIDA Yukari*
オーベロンほか
Oberon and other
上池 健太*
KAMIIKE Kenta*
スタッフ
Staff
演出
Direction
黒田 瑞仁*
KURODA Mizuhito*
衣装
Costume
YUMIKA MORI
YUMIKA MORI
チラシデザイン
Flyer Design
岸本 昌也
KISHIMOTO Masaya
プロダクション
Production
主催
Organised by
インターナショナルゴルフリゾート京セラ
International Golf Resort Kyocera
アートディレクター
Artistic Director
黒田 瑞仁*
KURODA Mizuhito*
コーディネーター
Cooridnator
五藤 真
GOTO Makoto
協力
In Cooperation with
株式会社余白探究集団
YOHAKU TANKYU SHUDAN Co.
メインインスタレーション”Twinkle little wishes”製作
Main Installation ”Twinkle little wishes” Produced by
鴨田 かもめ
KAMODA Kamome

* ゲッコーパレードメンバー
* Gecko Parade members
演出ノート
Director's note
ホテルの宿泊客が観客となる演劇にふさわしい演目を考えたとき『夏の夜の夢』が浮かんだ。終盤で恋人たちが疲れ果て倒れこむように夜の森に身を委ねて眠り、パックが全ては夢うつつだと語る、眠りと夢をおおらかに取り扱う演目である。登場人物たちを客室にあるのと同じベッドで眠らせ、観客の睡眠というホテルにあっても見過ごされる時間に向けようとした。/黒田
配布物
Handout
外部リンク
External link

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