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- 形式Format
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演劇 Theatrical Performance
- 分類Category
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本拠地公演 Created and Performed at Home
- シリーズSeries
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戯曲の棲む家 vol.2 Drama as a Resident #2
- 会場Venue
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旧加藤家住宅(埼玉県 蕨市) Old Katoh House (Saitama Pref., Warabi City)
- 日程Date
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2016.6.24-6.29 yyyy.mm.dd
- 公演回数/時間Number / Duration
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全10回公演/70分 10 performances / 70 min.
- テキストText
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『戸惑いの午后の惨事』
"Tomadoi no Gogo no Sanji" / A Tragedy of Afternoon Puzzlements- 作
Author
- 竹内 銃一郎
TAKEUCHI Juichirou
- 作
- 概要Outline
- 本公演はかけ離れた背景を持ち劇場で上演されるべく書かれた戯曲が、現代日本の住宅街に建つ一軒家で取り得る形態を観察する「戯曲の棲む家」シリーズの第2作として上演された。会場の旧加藤家住宅は1970年代に建てられた埼玉県蕨市に位置する木造一軒家。ゲッコーパレードが本拠地とする旧加藤家住宅でほぼ全ての創作過程と本番上演が行われたため、本拠地公演として分類される。原作テキスト『戸惑いの午后の惨事』は1981年初演の日本の劇作家竹内銃一郎による戯曲。本作は同戯曲を全編ノーカットで上演した。上演は主に住宅の居間とその背景に見える庭で展開し、観客は台所に設けられた客席からこれを鑑賞した。
- 作品内容Summary
- 夜、水商売の女たち(指宿、長万部、八戸)はビルに囲まれた空き地で愚痴を言い合い、それぞれが想いを託す種を地面に植える。あくる日の午後、同じ空き地で口上の練習をしていたガマの油売り(わたし)と連れ合い(トモダチ)は、ある男女がヤクザの一味(ジチョウ、ブチョウ、センム)に刺し殺される現場を目撃してしまう。ヤクザに口止め料をつかまされその場に立ち尽くすガマの油売りだったが、店をクビになり故郷に帰ることになった水商売の女たちがやってきて彼女たちの願いと種を託していくのだった。
- キャストCast
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- 指宿/オンナIbusuki / Woman
- 河原 舞*KAWAHARA Mai*
- 八戸/ジチョウHachinohe / Assistant Manager
- 須藤 翔子SUTO Shoko
- 長万部Oshamambe
- 崎田 ゆかり*SAKIDA Yukari*
- わたしI
- 渡辺 恒*WATANABE Ko*
- ミルクMilk
- 荻原 照OGIWARA Sho
- トモダチFriend
- 鳥羽 明彦(プロダクション・タンク)TOBA Akihiko(Production Tank)
- オトコMan
- 居石 竜治(Radico Theatre)SUEISHI Ryuji(Radico Theatre)
- センムExecutive Director
- 佐川 達郎SAGAWA Tatsuro
- ブチョウManager
- 黒田 瑞仁*KURODA Mizuhito*
- 指宿/オンナ
- スタッフStaff
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- 演出Direction
- 黒田 瑞仁*KURODA Mizuhito*
- 美術Scenography
- 柴田 彩芳SHIBATA Ayaka
- 音楽Music
- 本間 志穂HOMMA Shiho
- 照明Lighting
- 磯野 いるかISONO Iruka
- 衣装Costume
- 森 弓夏(絵空衣音)MORI Yumika(Esolagoto)
- 技術協力Technical Supervision
- 舞台猫乃手Butai Nekonote山﨑 牧YAMASAKI Maki渡邉 剛WATANABE Go
- チラシデザインFlyer Design
- 岸本 昌也KISHIMOTO Masaya
- 制作Management
- 岡田 萌*OKADA Megumi*
- 制作補助Management Assistance
- 川口 潮奈KAWAGUCHI Shiona
* ゲッコーパレードメンバー* Gecko Parade members - 演出
- プロダクションProduction
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- 主催Organised by
- ゲッコーパレードGecko Parade
- 後援Under the auspice of
- 蕨市Warabi City蕨市教育委員会Warabi City Board of Education
- 主催
- 演出ノートDirector's note
- 拠点である旧加藤家住宅での集団2作目の演劇上演。旗揚げ公演『鳥の本』、前作『アンティゴネー』と模索するような作品が続いたので、今作は一度地固めをしようと「小劇場演劇」を意識して、テンポの良い会話と楽しいドタバタを家を会場に上演した。そのため舞台と客席は劇場さながら分断され、大きな構造上の仕掛けはない。今作と前作に共通しているのは旧加藤家住宅を野外/空き家として扱うような作風で、まだ自分たちにとっても新たな拠点が異物だったのだと感じる。自作『ハムレット』から、居住者目線で旧加藤家住宅を扱う目線に切り替わった。/黒田
- 備考Other
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《関連イベント》
「戸惑いの午后のお茶会」
終演後に出演者・スタッフ・観客で上演について歓談するお茶会を開催しました。会場の旧加藤家住宅にてチーム対抗のゲームやクイズ大会が行われました。
日時:2016年6月27日(月)14時の回終演後
- 配布物Handout
- 外部リンクExternal link
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